2010年3月

「ビジネスマンの精神科」岩波　明

著者曰く、交換の書籍には不正確なもの、明らかな誤りを含むものが多いので正確を期したとか。おかげで読みにくい。理解しにくい。

「トヨタ式鬼十訓」若松義人

かの大野耐一氏のリーダーシップ。部下に仕事してもらうというのは難しい。

「やさしさを『強さ』に変える心理学」加藤諦三

押しつけられる人　かもられる人　いじめられる人　優しいだけでは生きていけない。

「宮大工棟梁　西岡常一『口伝』の重み」西岡常一

塔組みは木組み、木組みは木の性組み、木の性組みは人組み、人組みは人の心組み、人の心組みは棟梁の工人への思いやり。工人の非を責めず、己の不徳を思え。難しい。

「上司の教科書」江口克彦

すべては幸之助賛歌。全てが、どの局面にも当てはまるものではないと思うのだが、上司になって人に仕事をしてもらおうとするとき、その難しさは昔以上ではないか。どんどん難しくなっているのではないか。

「『お辞儀』と『すり足』はなぜ笑われる」内海義雄

つまらん。こんなやつが外交通を気取って語るのは片腹痛い。不愉快な本を読んでしまった。

「脳に悪い七つの習慣」林　成之

本当かどうか判別不能。だって脳の働きなんてほとんど解明されてないじゃないか。

「メッカ」野町和嘉

ものすごい迫力。素晴らしい写真。百聞は一見に如かず。

「オーデュボンの祈り」伊坂幸太郎

今をときめく伊坂のデビュー作。少し肩に力が入っているような堅さが感じられる。

「トキオ」東野圭吾

いつもながら素晴らしいが、主人公拓美の心が一気に解けていく様は少々強引なような。

「プリズンホテル」浅田次郎

予想していた内容とは全く違う、ツイ引き込まれる筆の運び。絶対にあり得ないような設定ではあるが、こんなホテルがあって良いかも。

「プリズンホテル冬」浅田次郎

ツイ続けて読んでしまったが、やはりちゃんと秋冬の順に読むべきだった。一気に結末まで入ってしまった。失敗。

「部長のハート」河合　薫

SENSE OF COHERENCE（ストレス対処能力）、首尾一貫感覚（？）、元気になる力（やりがい、働きがい）、把握可能感（俺が責任を取る）、有意味感（意味がある、価値があるというメッセージ）、処理可能感（お前なら大丈夫だ！）

「ん」山口謠司

タイトルに惹かれて買ってはみたものの、気持ちが走りすぎて読むものが置いてけぼりになったような感じ。

「人は誰もがリーダーである」平尾誠二

３０年にわたり、リーダーとして第一線で活躍した人だけにとても鋭い指摘。年上のようだけど一年年下。

「夢見る黄金地球儀」海堂　尊

面白い…のだろうか。あまりに荒唐無稽で、、、

「失われた町」三崎亜紀

長い長い物語。エピソードに描かれていない60年はどのように過ぎていったのだろうか。

「官邸崩壊」上杉　隆

安倍政権が崩壊していく様子を伝えるルポ。真実は闇の中だけど、実際は何が起こっていたのか、はたまた何が足りなかったのか。

「１Ｑ８４　book１」

「１Ｑ８４　book２」村上春樹

わからん、何故あれほど騒がれるのか。。。

「子供の貧困」阿部　彩

データが並べられたもので、解決策を提示するものではない。しかしながら、直ちに考えなければならない重要な課題である。余裕は残されていない。