「読書」に「旅行」。これらは無趣味の言い訳と古くから言われてきました。この二つに共通するのは「未知との出会い」です。これまで知らなかったものと出会うことは、どんな人にとっても心ふるわせられるもので、それを取り立てて趣味と呼ぶのはおこがましい、ということで、このように言われたのではないでしょうか。 恥ずかしながら、私の趣味はこの二つで、まさに「未知との遭遇」を心から楽しみにしています。 その感激(?)を少しでも表現できれば幸いです。 なお、ここで書いていることは、あくまで私の主観です。感想を書いたその瞬間の気分にも大いに左右されていますので、あしからずご了承下さい。
2010年3月7日日曜日
2010年2月
前著ほどのインパクトはないが、どれをとってもおなじみの会社(但し、特定の分野で)ばかり。これからも、こういった企業が残っていく社会であってほしい。どの企業もリーダーシップが素晴らしい。
鬱についての基本的知識のおさらい。予防法、治療法、認知療法についての記述もあるが、周りにそういった人がいたとき、部下がそうなったときの上司のあり方については多くの書籍があるが、同僚、友人、上司への対処の仕方ってあんまり見たことがない。
昔から体を冷やすことは良くないと言われてきたが、体温を上げるポイントは筋肉の質と量。されば具体的に何をすればよいのか。内にこもらず歩こう。
長野県川上村で奇跡を起こした村長の話。こういった改革の軌跡は、本人の話ではわかりにくい。取材力や文章力に優れたライターはいないのか。
中公新書中では非常に評価の高い一冊。噂に違わず素晴らしい内容。歴史というのは常に勝者の論理と視点で残されていく。激動の明治維新も然り。誰もがそれぞれの物語の主人公。後半の明治維新分析は秀逸。
愉快/痛快。前作と同時並行で進むもうち一つの事件。こいつは頭が良い!参った!
ビジネス雑誌に連載されたもの。とても読みやすくまとめられている。臨済宗の僧であるが、道元の書からの引用も多い。心に揺らぎが生じたときに頼る教えより、風を受けても倒れぬ心を持ちたい。
物事をロジックで考えるには、、本を読むだけでは鍛えられないのではないかと思うのだが、どうしてもこの手の本に手が伸びる。身に付けるにはどうしたら、、、、
一年十二月、各月に一つのテーマを与え、それに関わる禅語を紹介し解説する。著者自身が手許において拾い読みしたくなる気持ちも良く分かる。
人生の成功者(?)、比較的メンタルが強いと思われる人々とのインタビューを通じて、彼らの内面を推測してみる。どの人をとっても波乱に富んだ人生の末に現在がある。努力の末か天与の才か、育った環境がそうさせたのか、刺激に対する反応は個体によって様々。であるならば、、、、
『論語』の中から、特に有名な章を取り上げて、詳しく解説。親しみやすくわかりやすい、ただ少々砕けすぎの様な気も、、、、
ゴールドラットの制約理論と大野耐一のトヨタウェイをわかりやすく解説。注釈が多すぎてかえって読みづらいぞ!!
いやぁ、面白かった。私たちが自分のことを考えるとき、実はこんなバイアスが係っていたとは、指摘されると腑に落ちるが全く気がつかなかった。本当は好きではないけれど、皆がそうであるならば私も合わせなければ生きていけない。
アメリカ版の失敗学、原題は「JUST CULTURE」こいつも面白い本だった。医療や航空など生命と直結する業界だけでなく、どんな仕事においても守られなければならないもの。それがJUST CULTURE。マネジャーは常に肝に銘じるべき。
10人の恩人に感謝を伝える。なりたいと思う10人とつきあえ。悩みを解決したければ10人の異業種の人とつきあえ。真面目に人生を語り合える10人の友を作れ。自分の枠を広げるには10人の異性とつきあえ。先祖10人の名前、大切な10人を思い描け。
10年分の「致知」巻頭言。感謝。おかげさま。
何か参考になればと思って買っては見たが、残念ながら上手な文章とは言えない。
ラオス人は日本人の3倍コメを食う。ただそれだけの記事のために読んだ本。意外な食に関するデータが満載で、ぱらぱら読むには良いかも。
関東の「バカ」と関西の「アホ」はちょいと違うと思う。この「アホ」のニュアンスを伝えるのは至難の業。世の中にはびこる「アホ」たちへの愛と哀にあふれた一冊。
「人を動かす」「道は開ける」の2冊ほどの感動はない。書かれた時期もかなり違うよう。どう読んでも昨今のハウツーものと大差なし。
もし豊臣秀吉の子孫が生きていたら、、、、太閤さんは大阪人に取って、特別の意味を持つ。
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